最新事例紹介

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●リフォーム総工費:
約1300万円
●リフォーム内容:
部分リフォーム(戸建内の1世帯がフルリフォーム)
●延床面積:
73.26m2(22.16坪)
●設計期間:
4カ月
●施工期間:
2カ月
●家族構成:
夫婦+子供2人
●施工:
株式会社セキグチホームテック
tel. 03-3338-3411
決意された経緯
お子さんの誕生を機に、手狭になったマンションから、奥様のご実家への同居を計画したIさん。ご実家は、アパートと住居が一体となった併用住宅。増改築を繰り返した築40年を越える木造住宅で、1階の一部と2階の賃貸2室分をリフォームすることにしました。難問を抱えるリフォームに際し、インターネットで建築家&工務店探し。夫婦のイメージに近い家づくりを手がけている建築家2名と工務店1社を選び出し、まずは設計プランの提案を依頼。そして最終的に、U建築設計室の臼井徹さんにお願いすることに。開放感あふれる空間設計と個性的な螺旋階段が決め手だったそうです。
リフォームのポイント
Iさんご夫妻が要望されたのは、次の3つのポイントでした。ナチュラル・モダンな装い、空間を広く感じる間取り、しっかりと収納スペースを確保することです。できあがったプランは、1階に玄関と個室を設け、2階を生活の中心としました。水回りをコンパクトにまとめ、LDKとフリースペースを間仕切ることなくオープンに。大きな天井裏を利用し、高い天井とロフトのある伸びやかな空間。既存の古い梁がアクセントになりました。広々としたロフトは、収納スペースとして大活躍。オーストラリア製のファイバールーフィングで囲い、それがLDK全体をモダンな印象に。また、螺旋階段が1階と2階との連続性を生み、家全体が大きなワンルームの雰囲気。3つの要望がうまく融けあった設計です。
建築家データ
設計/U建築設計室 一級建築士事務所
建築家・臼井徹
東京都世田谷区上野毛1-18-10-3E
TEL 03-3702-6371
http://www1.ttcn.ne.jp/u-arc/
建築家からアドバイス
要望を受け、今回のリフォームのコンセプトを「空間的なつながりを感じられるワンルームのような家」としました。これは、広々と感じられる空間設計であると同時に、将来にわたっての「可変性」を視野に入れたものです。
例えば、いまはお子さんが小さく、家のなかどこにいても気配が感じられることが大事ですが、将来は、個室が必要になってきます。またご両親宅とは壁で隔てられていますが、それぞれの家族の成長に伴って、同居スタイルに転換する可能性もあります。ですから今回は、個室として区切らないなど、ご家族がアレンジしやすいことを意図しました。2階のLDKとフリースペースも、仕切り壁もドアもつくらず、巻き上げ式のブラインドがあるだけ。螺旋階段も、開放的な空間づくりに一役買っていますが、木工事の造作ではないので、取り外せるというメリットも。のびやかな空間づくりと可変性が両立できました。
 
2人の幼い子どもがいて、心配で目が離せません。プライベートよりもお互いの気配を感じられることを目指し、家全体がひとつの空間になるリフォーム。さらに成長に合わせて可変性も考慮しました。
 
PHOTO
LDKとフリースペース、ロフト、螺旋階段など、すべてがひとつの空間。ロフトのファイバールーフィングがモダンなインパクトを与え、木の梁や床、珪藻土の壁のナチュラルな味と絶妙のバランス。
 
Facade
40年以上前に建てられた家。以前は2階などをアパートとして貸していて、裏には通用口がある。手前の母屋に奥様の両親が暮らす。
ウッドデッキのテラスが張り出した2階部分とその下が、今回リフォームしたところ。大きな家に完全独立した3世帯が暮らす。
   
Living Dining Kitchen
梁がナチュラルテーストを高め落ち着いた雰囲気。床はアサダ無垢にオスモの自然素材ワックスをIさん自ら塗った。ウッドテラスは床の高さに揃え、リビングとの連続性に配慮。
子どもたちの気配を感じられるように、部屋全体を見渡せる位置に対面式キッチン。あまり予算はかけず簡素に作ってもらい、市販のプラスチックボックスがぴったりはまるサイズ。
   
Others
1階の居室。こちらは賃貸部屋ではなく、最近はもっぱら荷物を置くスペースとして利用。現在は窓の位置を玄関口にリフォーム。
2階のアパートだったときの玄関。建具は新しく取り替え、現在もゴミの出し入れ専用として残された。
2階の工事。壁を全面取り払い、柱と梁が剥き出しになる。痛み具合を慎重にチェック。
庭を通って玄関を開けると、螺旋階段のあるモダンな空間。段差を無くしたテラコッタタイルが敷き詰められている。
2階から螺旋階段を見下ろす。大きな窓を配することによって、外光が下の玄関ホールに差し込む。子どもが小さいので手すりにはネットで保護対策。
1階の夫婦の主寝室として作ったが、実際は、2階で家族全員川の字で寝ているため、もっぱら収納スペース。部屋の用途を固定化しない柔軟な発想で、臨機応変に使いこなす。
   
Plan
   
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