上り框
あがりかまち |
玄関等の入り口に付ける框。框とは、床に段差があるとき、高い方の床の末端に取付けられる化粧の横木のこと。 |
大壁 おおかべ |
内部においても外部においても柱が表に現れない壁構造。 |
額縁 がくぶち |
窓・出入り口の枠と周囲の壁仕上げの見切りに取付ける材。 |
鴨居 かもい |
和風建築の開口部で内法高に入る横材。引き戸・引き違い戸を立てこむための溝が掘られる。指鴨居・薄鴨居・一筋鴨居などがある。 |
敷居
しきい |
門の内外を限り、また部屋の区画を設けるために敷く横木で、建具を受ける横木を含む。引き戸の場合はその上にレールを設けるか溝を掘る。中敷居・指敷居・薄敷居・無目敷居などがある。 |
書院 しょいん |
(1)鎌倉・室町時代において書物・硯などを置くための棚。厨子棚に似て持ち運びができる。(2)鎌倉時代末期に現れた造り付けの机の一種。室町時代中期以後実用的機能は次第に薄れ、座敷飾りの一となった。 |
畳 じょう |
たたみの数により広さをあらわす。京間 (191x 95.5cm)江戸間(176 x 88 cm)六一間 (185 x 92.5cm)三六間(182 x 91cm)団地間(170 x 85cm) とかなりの種類がある。 |
真壁 しんかべ |
和風木造建築における伝統的構法で、壁を柱と柱の間に収め、柱が外面に現れる壁。壁は柱に貫を通して受ける。伝統的構法では小舞下地として、これに土壁・漆喰壁などに仕上げるのが標準的であったが、最近はボードなどを使う乾式構法も見られる。 |
背割り せわり |
木材の心持ち材にあらかじめその一辺の中央より樹心に達する鋸目を入れ、これに一定間隔に楔を打ち込み、他の部分には乾燥に伴う割れの生じることを防止する方法。背割りした側は見え隠れに回して使用する。 |
天袋 てんぶくろ |
天井面に接して造られる扉または戸付きの戸棚。 |
床板 とこいた |
床の間の床(ゆか)に張る地板。 |
床柱 とこばしら |
床の間の脇に立つ化粧柱。檜・松・栂(つが)などの柾目の通った面取り角柱が本式で、主として茶湯の思想の影響を受けて材種も杉・栗・椎・楓などにわたり、錆丸太・皮付き丸太・釿目(ちょうなめ)丸太および珍木・奇木・歪み柱などが使われるようになった。 |
戸袋 とぶくろ |
雨戸の収納のための造作。妻板で戸袋全体を支える妻板戸袋と、柱を建てて支える柱建戸袋がある。後者は格納する雨戸の枚数が多いときに用いられる。 |
長押 なげし |
長が押しの略。柱を両面から挟み付けて大釘で打ち留めて固定した機材の総称。その位置によって種々名称がある。土台に接するものは「地長押」、縁板に接するものは「縁長押」「切目長押」「足元長押」、窓下位置にあるものは「腰長押」、出入り口や窓の上部にあるものは「内法長押」、それより高い位置にあるものは「上長押」という。 |
濡れ縁 ぬれえん |
家屋の外側に設けられる雨ざらしの縁側。普通の縁側は長手方向に縁板を張るが、濡れ縁では縁と直角方向に張る。「縁」「雨縁」ともいう。 |
野地板 のじいた |
屋根葺材の下地板。普通垂木の上に張る。鉋(かんな)削りをしたものを削り野地または裏板、仕上げをしないものを荒野地という。 |
野縁 のぶち |
板張りや木摺の下地骨となる細長い材。一般的には天井野縁を指す。壁の場合は胴縁という。 |
引違戸 ひきちがいど |
引戸の一種。引違い方式により開閉する戸 。 |
船底天井 ふなぞこてんじょう |
断面が弓形または屋形で天井高が両端に比して高くなっている天井。棟木(化粧棟)を現すものと現さないものがある。主として数寄屋造り、茶室、住宅(特に浴室)に使われてきた。 |
回り縁 まわりぶち |
天井と壁の接する部分に回す見切り縁。二つの直交する面の収まりのための材であるが、伝統的な建築では意匠的に工夫が施され、周り縁が2段になった二重回り縁、下端に回り縁長押をめぐらすものなどが見られる。 |
欄間 らんま |
天井と鴨居との間に設けられた開口部で、小障子・組子・彫物・透かし彫りのある板などを嵌め込んだもの、採光、通風をかねた装飾。平安時代の仏堂から始まり、住宅にも用いられるようになった。 |
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